アホのためのアフォリズム講座 その3 MGUS
こんばんwa。 このシリーズ、案外こうやってブログにまとめてみると予想してた以上に頭に残るのでいいですね(僕にとっては)。
なので割と高頻度で今後も更新する、かも。
前回の記事はこちら
アホのためのアフォリズム講座 その2 MALTリンパ腫とマントルリンパ腫 - 木曜の医師国家詩篇
3回目のテーマは
MGUS
正直このアルファベットが並んだ略称を見てもどう言う疾患なのか全くわからない(ただのお前の勉強不足だろ、というのは置いておく)。意味不明すぎて毎回忘れてしまう。
MGUSは意「味」不明
さて補足
まんまじゃねーか!なんもわかってねぇまんまじゃねーか!
ですね。
さて、そもそもMGUSってなんの略なのかを見てみましょう。
monoclonal gammopathy of undetermined signficance
日本語に訳すと
意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症
となります。マジで意義不明なんですよね。
病態としては原因不明のM蛋白血症(とは言え軽から中症程度の)であり、自覚症状や、骨病変がないとされます。
なので原則経過観察となります。 やはりなんなんだこいつ意味不明な奴だって感じです。
とは言え無害なわけでもなくて、多発性骨髄腫に移行したりすることもあります。 また、HIVに合併したり、CIDPを合併することも。 …CIDP?また略語?なんだこいつ、と言うわけで後編
アホのためのアフォリズム講座 その3.5 CIDP - 木曜の医師国家詩篇
に続きます。