アホのためのアフォリズム講座 その4 ARDS
さて、底辺医学生による底辺医学生(自分自身)の為の、いろんな疾患や概念を無理矢理に一言でまとめようとするアホのためのアフォリズム講座その4です。 前回はこちら アホのためのアフォリズム講座 その3.5 CIDP - 木曜の医師国家詩篇
その4のテーマは
ARDS
僕自身のさっきまでの認識は、あー、あのなんか息苦しくなるやつねって感じです。
さてまとめます。
ARDSは肺が穴だらけで水漏れして肺胞がびちゃびちゃ
さて補足。
ARDSで何が起こってるかというと、好中球などが悪さをして血管内皮と肺胞上皮の間に穴が開いて透過性が亢進して、肺胞内が体液でビチャビチャになってしまっているんです。
つまり、非心原性の肺水腫です。
そうなってくると酸素交換システムのハード面での問題が生じて外部から酸素を投与しても反応しない動脈血低酸素血症になるわけです。
酸素を投与しても反応しない!?
しかも厄介なことに肺に小さな穴が開きまくってる状態な訳で下手に陽圧換気をがむしゃらにかけると肺がダメージを負うわけです。
心原性の肺水腫だと、陽圧換気万歳!みたいな感じみたいですけど。
だから実際のARDSの換気管理はSpO2見ながらええ感じのPEEPを探していく感じになるみたいです。
こんな感じ