アホのためのアフォリズム講座 その1 サラセミア
アフォリズムって知ってますか? なんかアホそうな響きですが、一言でピリッとした鋭い批判とかを盛り込んだ格言とかのことを言うらしいです。
何度か言及するように、僕は夏では模試で全国の下から20人以内、6回生の秋時点の模試で偏差値20台でそのまま留年しました。 だからまぁ、ツイッターやブログでUSMLEとかなんとかいってる人たちとは見てる光景が圧倒的に違うわけです。 え?そんなところでつまづく?ってところでつまづいてるのです。 そんな僕と同じように医学部の底辺でのたうち回っている人間の為に、そして何より自分自身のために、あえて強引に雑にイメージ優先で疾患や概念を一言で纏める記事を書こうと思いました。 詳しい話や、病態は教科書で学べるしね。 続くかは未定。
さて第一回は、世界最多の遺伝疾患 サラセミアです。選んだ理由は特にないです。僕が何度も忘れる疾患だからです。
サラセミア
は赤血球の
ヘモグロビン合成障害!!
さて補足
サラセミアってのはつまりヘモグロビン内のα/β鎖のどっちかが作れなくて骨髄内の無効造血と血管外溶血を起こす疾患な訳です。 通常溶血性貧血は正球正色素性貧血なのですが、サラセミアはヘモグロビンの合成に問題があるので溶血性貧血でありながら、例外的に小球性低色素性貧血となるのです。 その他の特徴としてはターゲットセルと呼ばれる的模様の赤血球ですね。
どんなもんですかね、これを見た人がどう思うかはともかく、僕はこれ書く中で覚えた気がするので満足です。 僕のためにこのシリーズ続けられたらな、と思います。 では
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