普通は並べないものを2つ並べて独断と偏見で色々論じてみよう、という企画、「並列怪論」 前回はこちら
恋愛論と恋愛-医学と医療 - 木曜の医師国家詩篇 です。おヒマならどうぞ。
第2回のテーマは
Dr.K○Rと恋愛
目次
Dr.K○Rって誰?
このブログ、非医学関係の購読者の方も多いようなので一応解説しますと、Dr.K○Rというのは医学部の国試対策のとある予備校でカリスマ的人気を誇る講師です。あまりにその講義の人気がすごく受講生が多いので、本来なら豆知識的なはずの知識も、その講義のせいで知る学生が増えて合否を分ける知識になってしまうとまことしやかに囁かれる存在です。(真偽は知りません)
所謂マッチポンプというやつになるんですかね。
さて、そんな講師のおじさん(41歳)と恋愛を並べて語るなど、一体どういうつもりか。 まさかの裏アカおじさんなのか(違う)
恋愛の常識
初めてのデート、一体何をすればいいんだろう、そもそもどうやってデートに誘えばいいんだ?そんな風に悩んだ時期が僕にもありました。そんな時僕はネットで「デート 誘い方」などとネット検索をかけたわけですが、そんな風にする人は多いんじゃないでしょうか? すると出るわ出るわめちゃくちゃいろんな記事が出てきますよね。
告白するなら3回目のデートで
とか
食事は男子が奢る
だとか
さも「女の子」もしくは「男の子」はこんな行動を取る生き物だ、とでも言うように書かれています。でも、こんなの人によって違いますよね。世の中こんなにもいろんな人がいるんだから、いろんな恋愛の発展の仕方があってもいいはずだしあるはずなんです。特に恋愛なんて言う特殊な人間関係では。
ですが、所謂「定石」とでも言うべきモノがネットや雑誌にあふれています。
こうなってくると何が起こるか、「定石から外れたことをすると異常」になるわけです。
例えば2回目のデートで告白、となると「早くない?焦ってるのかな?普通3回くらいデートしてからだよね」などと捉えられうると言うわけです。
こうなってくると鶏が先か卵が先かは分かりませんが、誰が決めたとも知らない「定石」に乗っ取らないと余計なリスクを背負う羽目になるわけです。
本当はそんなのないはずなのに。
常識は誰かが作る
つまりこう言う話です。
本来は瑣末な知識でしかなかったはずのモノがある一人のカリスマ講師によって学生全体に伝えられることでそれが常識になってしまい、それを知らないことが致命的にもなりうる。
本来はもっと様々な可能性があったはずの恋愛もあくまで傾向としてそうであったかもしれないものを誰かが「定石」としてまとめることで、それが「ルール化」「常識化」してしまうわけです。
「常識知らず」に待っているのは「敗北」です
常識を選び取れ
常識を疑え、とはよく言いますが、実際に常識を疑って破ってしまうとそれなりのリスクは伴います。
とは言え常識に縛られ続けるのもつまらない。
だから僕は、自分でその常識を選び取ったのならばそれでいいのだと思います。常に自分の頭で考えて行動する、なんてのも疲れますし。ただ、自覚もなくただ流されてその常識に染まること、それは自己を失い判断を外部に求め内面の荒廃を招きかねない行いだと思います。 だから、何かの判断基準に従うにしても、その従うと言う判断をした自覚はしっかり持っておくべきだと思います。
常識だろ?の一言で他者の考えを否定する人間にはなりたくないですからね。
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