前回までのあらすじ
大学の最果てに設けられた留年生部屋!
そこに閉じ込められた漢3人!
漢3人密室で何も起きないはずはなく…
前回 循環器編
https://structural-alien.hatenablog.com/entry/2019/04/16/223252
内視鏡クイズ大会
循環器に続いて消化器の勉強会を行いました。
結果的にお互いで内視鏡クイズ作ってきて出し合う感じになりました。(最後に僕が作成したものを載せておくので暇な人はやってみてください)
有意義でした
多分、画像は「数こなす」ことと考えて「見る」ということをしなきゃなので、自分でやるのも限界がありますね。
クイズ形式でやると楽しいですし。
勉強の進め方
さて、QB中心の国試対策勉強も慣れてきたところで、改めて勉強の進め方を見直すことになりました。
僕たちは留年生であり、「国試対策の王道とも言えるビデオ講座を観ない」という選択をした人間たちであり、常に「このままやっていって大丈夫か?」と言うことを問い続けねばなりません
残された時間は9ヶ月、290日とちょっと。
無駄にはできません。「やったからには身につかなければいけない」のです
そこで今回問題になったのは復習についてでした
人は忘れる生き物だし俺たちはそれ以上に忘れる
人は忘れる生き物です。そして僕たち留年生は人並み以上に物覚えが悪く忘れやすい人間です。
そう考えると「復習」することは、それまでの頑張りを無駄にしないためにも絶対に必要です。
そうして一応決まったスケジュールがこんな感じです
自習としては
1週間かけて新しい分野を進めるのは今まで通りです。
そして月曜火曜で先々週の復習。
水曜木曜で先週の復習。
勉強会としては
月曜から水曜で一人ずつ該当分野の「講義」を行います。
木曜金曜で該当分野の113回の問題を解きます。
…正直無茶でハードでなんならこれ決まった時点で予定はすでに押していました。
ですが、留年生仲間のRは言いました。
やるしかねぇ、やらなきゃ俺たちは全て忘れる
そう言うことです。
おまけコーナー
内視鏡クイズ 胃編
引用元 消化器基本画像集より
解答というかメモ(内容は留年生の書いたものなのでその正しさは保証しません)(間違いなどあれば教えてください)
A
Ⅱc@中部後壁
B
GIST
C
2型@前庭小湾分
D
鳥肌胃粘膜
ピロリ初感染のリンパ濾胞過形成か?
E
NSAIDs潰瘍
周縁に再生性の発赤あるが再生上皮はなく、難治性の潰瘍
*エヌセイズで潰瘍になるのはそれらがPGの生成を阻害し、粘膜防御因子を抑制するからと考えられている

F
0-Ⅱc
周囲と異なる顆粒性変化
G
過形成ポリープ
発赤強調 浅いびらん
10数mm以上のものはポリペクトミーする
H
3型
I
4型@胃角から噴門
J
0-Ⅰ
表面均一で整
K
1型
L
胃静脈瘤
RCサイン(+)
RC(発赤)

*胃静脈瘤はGISTとの鑑別が大事(胃静脈瘤を生検したりするとヤバすぎる)(中心部に深い潰瘍を持つことがGISTと非GISTの鑑別ポイントらしい EUSや内視鏡で確認する)
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