もく読日記 二冊目 理科系の作文技術
もく読日記二冊目。
割と有名な気がする。なんとなくだけど。
長らく積読していたのを引っ張り出してきた。
題名通り「理科系の」作文技術なのだが、内容そのものは「文章を誤解なく相手に伝えるにはどうしたら良いか」という普遍性を持つものであった。
しかし僕個人が衝撃を受けたのは「作文技術」ではなかった。
本書の途中「文意が複数とれる」悪文が出てきてそれらが修正されるのだが、僕はその悪文の文意を一意的にしか汲み取れないことがいくつかの例であった。
これは僕がいかに普段文を吟味せずに読んでいるかということである。
むしろ作文以前の読解の勉強になった。というか文の読み方の本が欲しいぜ。
そのうち探そう。
何はともあれより良い文を書くこと、そして文を読み砕く努力を意図的にしていこう遠思った次第である。
(この記事の文はー僕にしては珍しくーもう1度読み返し、若干修正を加えたものである)