木曜レジオ

恥の多い人生ですね(達観)

記録の記憶

高校生の頃、今以上に文章作成能力がなくて、何かの合宿の折に書いた体験記をクラスメイト、先生、親の全てから否定されて小馬鹿にされるという体験をした。

冒頭のは確かこんな感じだった。

「山だ!」
僕が山頂に着くと、そこは白い雲に包まれ足元の遥か下で稲妻が地を這っていた。
「宿だ!」
僕が宿に着くと、そこは硫黄の匂いに包まれ、ずぶ濡れの財布と札束が布団にぶちまけられていた。


以降ずっと「〇〇だ!」から始まる定型文が続くのだ。
なぜそんな文章にしたのかは全く覚えていない。
なんで体験記でポエムを書いてしまったのだろう。
だがしかし、おそらく何かを体験する僕の内面はこのように非常に単純な形をとっているのかもしれない。
僕はキャパシティがなくて、体験が体験であること自体にいつも押しつぶされてしまいそうになる。受け止めきれない。
何かを体験する時、僕のフォーカスはその一点に凝縮される。さながらレンブラントの「夜警」のように。
そこからじわじわとインクが染みるように不均一に歪みを持って認識が触手を伸ばしてゆく。
きっとあまりに世界が情報過多だから、極端な取捨選択を行っているのだと思う。
困るのは取捨選択する出来ない状況で、その時僕の世界はどこにも焦点が合わず、全てが遠景のぼやけた景色になってしまう。
しかし考えてみれば、総体として歪みが少ないのはきっと後者の見え方の方なのだろう。ありのままの世界に相対しているのだ。
あぁ、なんて世界は広く恐ろしいのだろう。

深夜の愚痴

久しぶりのこのコーナー(定型文)。
というか記事自体が久しぶりか

そろそろ将来のこと考えなきゃなー、という時期に来ていて、同期ともそういう話題が増えてきた
僕の場合は学生の頃から言ってた進路に結局進みそうな気がするんだけど、別に深く考えた結果というわけでもなく、「そこ以外」をあまり考えられなかった結果なので「選んだ」という感じではない

もう少し考えるべきなんだろうなぁ

このクラゲみたいな生き方はどうにかしたほうが良いよな、ってセリフをかれこれ10年近くいってるし、人間なかなか変わんないし、初志貫徹はそれはそれで悪くない気もする


数年後振り返った時、案外この道しかなかったよね、と言ってるかもしれない

それは結果論かもしれないけど、結果論だけが僕たちを僕たち足らしめる訳で、可能性は常に僕たちではない何かであるのだ


将来のことを考える時、そのことを思い出す未来の自分は何を考えるのだろう

可能性は後悔の卵であり、納得は結果論の起点なのだ

今失うものより、いつか得るものを数え上げる。

それだけが僕たちの歩みを前に進めてくれる

常に可能性を僕たちは失い続けているのだが、それは同時にいつか得る何かが決まってゆく過程でもある訳で、


後ろ向きに前を向いてゆく、そんな人生になってゆく

ぐるぐるとポエマーなことを書き連ねてしまうそんな夜

全く頭が回らず今夜も何一つ決まらなかった
ずっと空転している
言葉遊びで回るのは舌ばかりである

好きこそモノの 4品め  革小物

好きなものについて適当に書くブログ。4品目。4品目と言いつつ一つでないのですが、まぁ良いでしょう。

 

前回はこちら

structural-alien.hatenablog.com

 

さて、実は僕は以前から革小物が好きでチョコチョコ買っているのです

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現在のスタメンたち

一番上のはキーケース。

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ICOCAの下にはいざというときのために千円忍ばせてる

これが重っったより便利。便利すぎてやばい。ICOCA最高やね。

左下のは名刺入れなんやけど、コンビニのプリペイド入れにしてる。便利やね。今はまだ名刺持ち歩く身分じゃないけど、そのうちなるかもしれないし(なるんかな)その時は名刺入れとして使ってやりたい。

右下の小銭入れはもう4年くらいの付き合いですかね。最初は口紅くらい赤かったのに今ではなんとも言えない良い感じに深くなってきてます。しかしながらこの小銭入れに無理やりお札を押し込んでレシートとかをギチギチに詰め込むのださいよなぁ、となっていました。

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まぁなんだかんだ使えていた

そんなこんなで去年くらいから長財布を買いたいと思っていて、

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なんとも言えない表面の表情


この度買っちゃいました。

良い感じっしょ。手触りは和紙みたいで良い感じの固さ。硬過ぎず柔らかすぎず。

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中身もポケットたっぷり

収納力もいい感じ。最近クレカを持ち歩くようになった俺でも安心。

マチがあってお札もそこそこ入る。ただ小銭入れ部分は薄いからそんなに入らないかな。ファスナーがないシンプルな感じが最高。

そして小銭入れとして買ったのがこちら!

 

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可愛すぎへんか?

青っぽい灰色からチラッと覗く橙色。最高やんけ。

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受け皿?もしっかりしてて最高よ

開けるときのパコっと音が鳴るのも最高。

長財布からあぶれそうな小銭はこっちに移していくって寸法なわけ。
 

 まぁこんな感じ。

経年変化を楽しむのもいいし、月一でオイル塗ったりするのも楽しいし革小物は最高やで。

 

好きこそモノの 3品目 リュック

好き勝手好きなモノを紹介するこのコーナー
前回はこちら

structural-alien.hatenablog.com


3品目はリュックです
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通勤お出かけ買い出しと、最近はなんでもこのカバンで済ませてます。
デカくて便利なんですよねー。
しかも安くて確か7000円くらいでnico and ...で買いました。
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正面?から見るとこんな感じ。
この、黒字にビビッドなオレンジが入ってるのが最高なんですよね。
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この四角いオレンジのはナノバッグですね。
いやー、なんとなく買ったんですけど、ナノバッグマジで便利ですよ、死ぬほど活躍します
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収納も何個かついててメッシュ部分も良き
。充電器やコード類を収納してます

この開いた時のオレンジが最高で、これ見て購入決めました
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ノートパソコン用の収納も完備
クッション性はそこそこって感じ。

大きいカバンは最高ですね。僕の衝動買いについてきてこれる頼れる相棒です。

防水スプレー振りかけて毎日使ってます


4ヶ月ほどほとんど毎日使ってますけど全然へこたれません


長い付き合いになりそうです

ヤバイので勉強する 第1.5 回 医学書を分類してみた

 

前回記事の副産物です。

もしかしたら、医学書探してる人間の参考になるかもしれないなぁと思いつつ、グラフ化してみました。

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こんなのなんの意味がああるねん、と言われるでしょうが僕にもわかりません。

こういう無意味な図を作るのが好きなだけです。

ヤバイので勉強する 第1回 とりあえず積読を整理しよう

早速第一回。

勉強はしない僕ですが、なんとなく、本屋に行けば医学書の類をついつい買ってしまうわけです。

皆さんの病院で見るんじゃないですか?研修医ルームの机の上に綺麗な手垢のついてない本ばかりならんでる研修医。

俺だよ。

というわけで、まずは手持ちの武器の確認からですね。

リストアップし、それらを緊急度と重要度で適当に分けてみました。

 

●重要度・高  緊急度・高     cf.救急での不明点

【絶対にわかる心電図攻略のツボとコツ】179p

 

 

●重要度・高 緊急度・低      cf .継続的学習

 

【本当に使える症候学の話をしよう】413p  

【救急外来診療の原則集】321p

ICU・CCUの薬の考え方,使い方】824p   20章

【内科診療フローチャート】875p   11章

【内科レジデントマニュアル】317p

 

【画像診断リファレンス】

 

【commmon diseaseを制する!】

 

・輸液

ICU輸液の法則】 323p

ICU・CCUの本読んでから

 

・精神科

【本当にわかる精神科の薬 はじめの一歩】

 

 

 

●重要度・低 緊急度・高      

フローチャート整形外科診断】

【骨折ハンター】

【循環器治療薬ファイル】371p

 

 

●重要度・低 緊急度・高      cf .検索用

 

・検索用

【総合内科病棟マニュアル】

【当直マニュアル】

 

・アウトプット練習

【考える技術】

【検査値をお読むトレーニング】

【画像診断ドリル】

【抗菌薬ドリル】

 

 

・画像

【レジデントのための腹部画像教室】

【レジデントのための画像診断の鉄則】

【画像診断コンパクトナビ】

 

・超音波

【point of care 超音波ベーシックス】

 

・救急

【救急での呼吸管理とアセスメント】

【救急診療のピットフォール】

【救急ドリル】

 

・抗菌薬

読了【わかる抗菌薬】

マインドマップにアウトプット済み

【使いこなす抗菌薬】 243p

 

・心電図

【Next Step 心電図を読んで心エコーを極める】271p

 

神経内科

【極論で語る神経内科

神経内科がわかる好きになる】

 

・その他

【型が身に付くカルテの書き方】

 

ガバガバ分類ですがこんなもんですね。虫食い的に読んでるものもいくつかありますがほとんどはきれいなまんまです。

 

ひとまず

【絶対にわかる心電図攻略のツボとコツ】179p

【本当に使える症候学の話をしよう】413p  

【救急外来診療の原則集】321p

ICU・CCUの薬の考え方,使い方】824p   20章

【内科診療フローチャート】875p   11章

を4月までに一通り読んでしまおうと思います。

頑張るぞい。

ヤバイので勉強する 第0回

久しぶりのブログ更新。

最近救急のローテーションが終わって、少しまったりしているもく山です。

もう一、二ヶ月で医者になって1年です。国試からは1年以上たったわけです。

いやー早い。

先日、実習で回ってきた後輩に「先輩、ちゃんと医者やってるんですね。。。」などと言われたりして、「そっか俺医者なんだよな」と再認識しました。すっかり忘れていました。

この一年で何か力がついたかと言われれば甚だ怪しいと言わざるを得ません。ひとえに僕の自主性のなさと不真面目さと、もとの知識がカッスカスだからですね。

あと少ししたら1年目の後輩研修医ができます。

マジですの?

今更留年2回しといて後輩に負けるだとかそういったことへの恐怖心はありませんが(あれ、恥を知れ)、流石にこのままだとクソヤバ専攻医が爆誕してしまうのでは?という危惧から、きちんと計画性を持って勉強を始めることにしました。

目標としては「生涯勉強し続ける医者になる」ですね。正直、学生時代のサボリが酷すぎて、他の人との埋まらない差、みたいなものは感じてしまいます。まぁ追いつくことが無理だとしてもそれは頑張らない理由にはならないわけで。それに医者やるにしても勉強に抵抗感なくなって、少しは楽しみながら勉強できたらいいいな、って。。。

 

まぁ綺麗事はいくらでも言えますが、それは置いといてとりあえず勉強しようと思ったのです。んでこの記事はその決意表明であると同時にモチベーション維持のための定期報告シリーズにして、進捗などを書いていこうと思ったのです