木曜レジオ

恥の多い人生ですね(達観)

もく読日記10冊目 絶叫委員会

         ぢいいいいい

ウニって本当は宇宙人だったらこわいね

ぬーん、     ぬーん、            ぬーん、   ぬーん       今がお前の人生最良のときだ どうしてそんなに大胆になれるのか。 世界と他者に対する怖れのなさが羨ましい。          それはわからない    どちらも本当の私ではない

連日の読書記録。前回はこちらもく読日記9冊目 青と緑 - 木曜レジオ たまにはこう言う軽めの本を読むのも良いよねー。 今日の一冊はこちら 絶叫委員会 (ちくま文庫)

内容

Amazonから引用

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。突然目に入ってきた「インフルエンザ防御スーツ」という巨大な看板、電車の中で耳にした「夏にフィーバーは暑いよね」というカップルの会話。ぼんやりしていると見過ごされてしまう言葉たち…。不合理でナンセンスで真剣だからこそ可笑しい、天使的な言葉の数々。

感想

穂村弘の本を読むのは「にょっ記」以来だ。 内容は作者が街や友人達から拾った言葉達を拾い上げ、軽い感想を述べたエッセイだ。 取り上げられる言葉は過剰でもなくて、ましてや必要でも十分でもない。 そして穂村弘の言葉もどこかとボケていて抜けている。 まぁエッセイだから当たり前か。

たまにはこう言う抜けた文章を読みたくなる時がある。 今回の場合は多分「青と緑」を読んで頭が疲れてしまったのだと思う。 ある種の言葉の交互浴とでも言うのか。 このスキーム、コンスタントに読書を続けるのに使えそうだな。 何冊か詩集とエッセイを積んでいるので、小難しい本や勉強の本を読んだときはそれらを読むことにしようかな。 今回は感想というか、日記的だな。 別にこの本が悪かったとかではないんだけど、良い意味で本当に軽かった。 長らく積んでいたが今が読むタイミングだったのだと思った。