木曜レジオ

恥の多い人生ですね(達観)

患者かもしれない第4心 論文でも読むか 「脳内ネットワークの競合と協調 ―デフォルトモードネットワークとワーキングメモリネットワークの相互作用―」

年中混乱中。

 簡単などんなクエスチョンだって

        やんなっちゃうもんな

    ササノマリイ「年中混乱中」より

ゴールデンウィーク終わりましたねー。何もしなかったなぁ。洗面所の撥水コーティングしたくらいかなぁ。そんな感じで今日は前々から言ってた論文を読もうと言う試みの第一弾です。 英語の論文を最後まで読む自信がなかったので、取り敢えず日本語の論文から手をつけてみました。 いつも以上に個人的な備忘録の趣が強い記事です。

読んだのはこちら

脳内ネットワークの競合と協調 ―デフォルトモードネットワークとワーキングメモリネットワークの相互作用―

脳内ネットワークの競合と協調

こちら、先日紹介した「大人の発達障害診療マニュアル」患者かもしれない 第3心 読書録2冊目 大人の発達障害診療マニュアル - 木曜レジオで紹介されてた論文です。

……論文ってどう紹介すりゃ良いんだろ。なんか内容そのまま書くのも意味不明だし、等身大の言葉を書くしかないんかな。 ここら辺も不勉強すぎて勝手が全くわかんないな。 まぁ備忘録的な感じで書いときゃ良いのか。

ひとまず内容としてはかなり「まとめ」 的な内容(学術的にこう言うのを何と呼ぶんだろうか)です。脳の各領域と機能がどのようにして研究されてきたかと言う歴史に始まり、最新(2013年の論文)の知見にまで触れられています。 普段(おそらく精神科では特に)聞く機会の多い「ワーキングメモリ」が実際の脳では「何処」に相当し、どのような時に働くのか、ということにも触れられています。 もう少し本文に沿って正確に言えばネットワークなので特定の領域に局在しているわけではないようですけれども。 「大人の発達障害診療マニュアル」でも触れられていた、デフォルトモードネットワーク(DMN)が如何にして働いている/働いていないのか、ということについて細かく描写されています。 正直途中から脳の解剖がしっかり入っていない僕は頭の中が混乱してきました。 脳の解剖だけに。

……取り敢えず、次の課題としてはこの論文で言及のあった脳の領域をしっかりイメージできるように成ることですかね。できるようになってからもう一度読みたいと思います。 多分、脳のネットワーク系に触れるという意味でいい論文なんだと思います。 まだこの論文の時点では脳のネットワークと精神疾患の関係性についてはまだ仮説の段階のようですが現在ではどう成っているんでしょう。 そのうちまた調べようと思います。 こんなふうに一つの論文の起点に学びの枝葉を広げていけたらなぁ、と夢想しています。 こんな緩い感じで続けていこうかなーって感じです。

年中混乱中 - song by sasanomaly | Spotify