国試への進捗 ドキッ!留年生だらけの勉強会 単位ポロリもあるよ の巻
前回までのあらすじ
卒業を目前に留年してしまった3人組!
あと1年間で卒試をパスして国家試験に合格できないと、医学に妙に詳しいだけのニートが出来上がっちゃう!
ここが踏ん張り所よ!頑張って木曜!
次回 木曜日死す テコムスタンバイ!
目次
勉強会始めました
と言うわけで、留年仲間で勉強することにしました。
前回集まった時に、循環器の勉強を一通りして、国試の問題出し合ったりしようか、と言う話になりました。
そして…1週間後
今回一応勉強した上で問題を出し合ったりしたのですが、どうにも留年生だけでは知識が増える感じがせず、手応えがなかった。
「この問題解けるか?」「うーん、これ?」「正解…」みたいなやりとり…
Rくん
「これは、ヤバくないか?」
もく
「うん、やばい」
Rくん
「こんな勉強会一年しても意味ないぞ」
そこで急遽予定を変更して勉強会(笑)を切り上げ、今後のことをじっくり考えることにしたのです。
ビデオ講座
そもそもビデオ講座をどうするか、ですが僕たちは留年生であり、もう親に金を払わせられないと言うこともあり、ビデオ講座には消極的でした。そしてその上
もく
「…ぶっちゃけさ、ビデオ講座去年見た?」
R
「見たところもあるけど、まぁあんまり、かな」
もく
「それにさ、本当にぶっちゃけると、ビデオ講座落ち着いて聞いてられないし、向いてない気がする」
R
「それな」
ビデオ講座、今となっては国試対策の王道。むしろこれなしに国試は語れぬほどの存在になりました。しかし、それがどうやら僕たちには合ってないらしい。もしかしたら、ビデオ講座を、無意識にやらない言い訳にしてるのかもしれませんが、実際聞いても何も残らないんですもん。中途半端に受動的なのが本当に向いてない。そして、「今」からビデオ講座をもう一回見直す時間的な余裕もありません。
僕たちはビデオ講座を切り捨てることにしました。
おそらくあまり賢い判断ではないのだと思います。人になんか勧めません。
しかし現状僕たちに取れる選択肢はこれしかありませんでした。
QB
恐らく動画講座に並んで国試対策に使われるであろうQB。これをどう使っていくか。
R
「これさ、多分ダラダラ解いてても意味ないよな、絶対抜け出てくるし、同じ問題だけが出るわけでもないし」
もく
「うん、ある程度頭に入ってる人がやる分にはともかく、そもそも入ってないもくたちがただ単にやるには穴が多すぎる」
R
「かと言って病見えを通読するのもな…」
さて、困りました。どうしたらいいのでしょうか。
勉強会をしよう
もく
「こうなったらしょうがない、諦めて『勉強会』しよう」
R
「というと?」
もく
「お互いに分担して循環器の特定の分野勉強してきて教え合おう。内容としてはQBの一周目問題を網羅的に研究してくる感じで。それとは別に循環器全域を個々で復習しておこう」
R
「死ぬほどめんどいが仕方ないか」
と言うわけで、留年生が留年生を教えると言う老老介護ならぬ留留講義が行われることとなったのです。
…何もかもが不安ですが、取り敢えずやることになりました。